誰もが知っているモーツァルトの名曲。
次のピアノの課題曲として選曲してみました。
モーツァルトとは相性のいい私。
楽しく練習できそうです☆
ほーんと、いろんなことが楽しくて仕方がない。
ピアノの練習も、歌う曲のアナライズ作業も、声を出すことも、全部楽しい。
ついでを言えば、飲むことも食べることも楽しい。
誰かと一緒にひとつの作業をするのもとっても楽しい。
唯一、最近、私が苦手なのは睡眠。
すっごく眠たいんだけど、起きてるのが楽しすぎて眠るのがもったいなくなるの。
でも、眠たすぎてふらふらになってベッドに倒れこむとき、きらきら星のメロディが
頭に響くとなんだかとっても幸せな気持ちで眠りの世界へ旅立てるのです。
明日は音楽療法の日なのでとても早起き。(私にとっては)
我慢して早く眠らなくちゃ。
2011年8月31日水曜日
2011年8月16日火曜日
スマホに夢中
急に思い立って携帯をスマホに機種変更しました。
もともとの携帯の電池が寿命だったから、ぐずぐずしてる理由はないなと思ったのです。
それにしても携帯からスマホへの情報ツールはこんなにも進化したのかと目を見張ります。やれることがすごくなった、とういうレベルではないんです。情報に対するアプローチ自体が進化したという感じ。驚いたのは、携帯に比べてスマホのほうがマニュアルが薄い。ほとんどないと言ってもいいくらい。もちろん、私の大好きな取扱説明書はネットで簡単にダウンロードできる。でも、ほとんどいらないくらい、ユーザーフレンドリー。素晴らしい。
ただ、突然電源が落ちたり、ネットが切断されたりするんですよねー。
メールなんかも長文を書いていると突然終了。どこにも保存されてない。愛情込めたラブレターなんて書いてる途中でこんなことがおきたらショックで舌を噛みたくなる。
世の中は便利になったなぁ。
ポケベルとか持ってる時代、ありましたよね。私はその時代はよく知りませんが。
暗号みたいな文字の羅列でメッセージをやりとり。限られた情報なので、遅れるとか、ごめんとか、ありがとうとか、電話くれ、とかその程度の情報しかやり取りができなかった時代。
今では普通にメッセージが残せるどころか、お互いの顔を見ながら電話で話せる時代。
遠く離れている人とでもどこでも話せるこの利器は、メールだって出来ちゃうし、ネットサーフィンだってできちゃうし、SMSでの仲間とのコミュニケーションもできちゃうし、読書だってゲームで執事と恋愛するのだって、なんだってできちゃうのだ。すごいなぁ。
でもね。
まだ情報収集にはツールが必要なんだよねー。
いつか、頭の中で世界中の情報にアクセスするってことにはならないかしら。頭の中で【Ctrl+F】がいつでも出来る状態!
そうしたら、勉強とか試験とか全然必要なくなっちゃうかしら。
でも、学校は必要だよね。
だって、学校って楽しいもん!私は粘土の時間も絵画の時間も音楽の時間も全部好きだったなー。もちろん、ドッジボールだって大好きだった。体育で一番燃えたのは馬跳びだった。今でも、馬跳びを超えるほどの楽しい運動はないと思ってる。スキーやサーフィンを凌ぐ気軽さ、楽しさ。誰かが「もうやめようよ」と言わない限り、永遠と続けられる夢のようなあの遊び!
世界中の情報に頭の中でアクセスできる時代が来たら、子供たちは学校でたくさん遊べばいい。いたずらだってたくさんすればいい。そうして心に楽しさをずっしりと詰めた子供時代を送ればいい。
そんな時代まで、生きられるかなぁ?
せめて、米国政府と宇宙人が握手するシーンが見れるくらいまでは人生が続いていてほしいなぁ。
もともとの携帯の電池が寿命だったから、ぐずぐずしてる理由はないなと思ったのです。
それにしても携帯からスマホへの情報ツールはこんなにも進化したのかと目を見張ります。やれることがすごくなった、とういうレベルではないんです。情報に対するアプローチ自体が進化したという感じ。驚いたのは、携帯に比べてスマホのほうがマニュアルが薄い。ほとんどないと言ってもいいくらい。もちろん、私の大好きな取扱説明書はネットで簡単にダウンロードできる。でも、ほとんどいらないくらい、ユーザーフレンドリー。素晴らしい。
ただ、突然電源が落ちたり、ネットが切断されたりするんですよねー。
メールなんかも長文を書いていると突然終了。どこにも保存されてない。愛情込めたラブレターなんて書いてる途中でこんなことがおきたらショックで舌を噛みたくなる。
世の中は便利になったなぁ。
ポケベルとか持ってる時代、ありましたよね。私はその時代はよく知りませんが。
暗号みたいな文字の羅列でメッセージをやりとり。限られた情報なので、遅れるとか、ごめんとか、ありがとうとか、電話くれ、とかその程度の情報しかやり取りができなかった時代。
今では普通にメッセージが残せるどころか、お互いの顔を見ながら電話で話せる時代。
遠く離れている人とでもどこでも話せるこの利器は、メールだって出来ちゃうし、ネットサーフィンだってできちゃうし、SMSでの仲間とのコミュニケーションもできちゃうし、読書だってゲームで執事と恋愛するのだって、なんだってできちゃうのだ。すごいなぁ。
でもね。
まだ情報収集にはツールが必要なんだよねー。
いつか、頭の中で世界中の情報にアクセスするってことにはならないかしら。頭の中で【Ctrl+F】がいつでも出来る状態!
そうしたら、勉強とか試験とか全然必要なくなっちゃうかしら。
でも、学校は必要だよね。
だって、学校って楽しいもん!私は粘土の時間も絵画の時間も音楽の時間も全部好きだったなー。もちろん、ドッジボールだって大好きだった。体育で一番燃えたのは馬跳びだった。今でも、馬跳びを超えるほどの楽しい運動はないと思ってる。スキーやサーフィンを凌ぐ気軽さ、楽しさ。誰かが「もうやめようよ」と言わない限り、永遠と続けられる夢のようなあの遊び!
世界中の情報に頭の中でアクセスできる時代が来たら、子供たちは学校でたくさん遊べばいい。いたずらだってたくさんすればいい。そうして心に楽しさをずっしりと詰めた子供時代を送ればいい。
そんな時代まで、生きられるかなぁ?
せめて、米国政府と宇宙人が握手するシーンが見れるくらいまでは人生が続いていてほしいなぁ。
2011年8月3日水曜日
バリ島での光景
田んぼが幾重にも重なる長閑な風景。そのひとつに何十羽ものアヒルが集まっているのを、私はローカルレストランから眺めていた。
空は夕暮れがかっていて、オレンジ色の空と紫色の雲のコントラストが美しい。
田んぼで働いていたおじさんが、やおらアヒルを煽り始めた。おじさんが手を大きく回しながらアヒルに近づくと、アヒルが一斉にひとかたまりとなって畦道に上がり始め、やがて一列になってヨチヨチと移動し始める。
その様子は、恐らく毎日のように行われている生活の一部の光景。長閑なこの土地での日常なのだ。
おじさんはアヒル達をかなり離れた田んぼに移動させたかったようで、じんわりとアヒルを追い詰めながら私から見てずいぶん左手の方に移動させていた。
ほとんどのアヒルが移動を済ませたというのに、一羽だけヨタヨタ畦道を歩いては田んぼに落ちてしまって、なかなか進まないアヒルがいた。やっと這い上がっておろおろと歩くも、足を滑らせ無様に田んぼに落ちる姿はあまりに滑稽で可愛らしく、笑いを誘った。
いるいる、ああいう鈍くさいアヒル。
見かねた田んぼのおじさんがそのアヒルを救い畦道に戻すが、しばらく歩くとまたもや田んぼに落ちてしまった。今度は畦道の向こう側に落ちたのでアヒルのドタバタする愛嬌のある姿が見えない。
おじさんはアヒルに手を伸ばし、アヒルを畦道に戻すかと思ったら、何やら手こずっているようでなかなかアヒルの姿が現れない。畦道が死角となっていて見えないが、田んぼの隅でおじさんが半腰になってアヒルと何かをしていた。ふふ、ほんとに鈍くさいアヒルなんだな…。
ようやくおじさんが立ち上がったがアヒルが這い上がってこない。ん?良く見るとぐったりしたアヒルがおじさんの右手にぶら下がってた。あ、あれ?もしかして、夕飯用に絞めちゃったの?
おじさんはぐったりとしたアヒルを右手に、のんびりと歩き出し、集まったアヒルの元に向かうと、再び大きく手を降りながらアヒルを移動し始めた。そのまま、おじさんはぐったりとしたアヒルを片手に明かりの灯る小屋に消えていった。小屋の煙突からは細い煙が昇っていた。
これも、この国の長閑な日常の光景。空はそろそろ夜が訪れていた。
「お待たせいたしました」
ウェイトレスの声に現実に引き戻される。注文した料理が運ばれてきたのだ。
「アヒルのカリカリ揚げでございます」
テーブルの上にこんがりとしたアヒルの姿揚げが置かれた。
繊細な子供だったら、きっと大泣きしていたことだろう。
おしまい。
空は夕暮れがかっていて、オレンジ色の空と紫色の雲のコントラストが美しい。
田んぼで働いていたおじさんが、やおらアヒルを煽り始めた。おじさんが手を大きく回しながらアヒルに近づくと、アヒルが一斉にひとかたまりとなって畦道に上がり始め、やがて一列になってヨチヨチと移動し始める。
その様子は、恐らく毎日のように行われている生活の一部の光景。長閑なこの土地での日常なのだ。
おじさんはアヒル達をかなり離れた田んぼに移動させたかったようで、じんわりとアヒルを追い詰めながら私から見てずいぶん左手の方に移動させていた。
ほとんどのアヒルが移動を済ませたというのに、一羽だけヨタヨタ畦道を歩いては田んぼに落ちてしまって、なかなか進まないアヒルがいた。やっと這い上がっておろおろと歩くも、足を滑らせ無様に田んぼに落ちる姿はあまりに滑稽で可愛らしく、笑いを誘った。
いるいる、ああいう鈍くさいアヒル。
見かねた田んぼのおじさんがそのアヒルを救い畦道に戻すが、しばらく歩くとまたもや田んぼに落ちてしまった。今度は畦道の向こう側に落ちたのでアヒルのドタバタする愛嬌のある姿が見えない。
おじさんはアヒルに手を伸ばし、アヒルを畦道に戻すかと思ったら、何やら手こずっているようでなかなかアヒルの姿が現れない。畦道が死角となっていて見えないが、田んぼの隅でおじさんが半腰になってアヒルと何かをしていた。ふふ、ほんとに鈍くさいアヒルなんだな…。
ようやくおじさんが立ち上がったがアヒルが這い上がってこない。ん?良く見るとぐったりしたアヒルがおじさんの右手にぶら下がってた。あ、あれ?もしかして、夕飯用に絞めちゃったの?
おじさんはぐったりとしたアヒルを右手に、のんびりと歩き出し、集まったアヒルの元に向かうと、再び大きく手を降りながらアヒルを移動し始めた。そのまま、おじさんはぐったりとしたアヒルを片手に明かりの灯る小屋に消えていった。小屋の煙突からは細い煙が昇っていた。
これも、この国の長閑な日常の光景。空はそろそろ夜が訪れていた。
「お待たせいたしました」
ウェイトレスの声に現実に引き戻される。注文した料理が運ばれてきたのだ。
「アヒルのカリカリ揚げでございます」
テーブルの上にこんがりとしたアヒルの姿揚げが置かれた。
繊細な子供だったら、きっと大泣きしていたことだろう。
おしまい。
バリでの出来事
ちょっと街から離れた食堂に行ったら、地元民しかいないのでタクシー(と言っても白タク)が見つからなくて、そこらへんにうろうろしてた若者にタクシーはどこ?って聞いたら、ちょっと待ってろ的なポーズ。待ってたら、先ほど荷台に店用の豚の丸焼きを運んできた軽トラが待機。中から屈強だが優しそうな目をしたおじさんがこっちへ来いという仕草。近寄ると窓を全開に(手動)して「どこに行くの?」と。行き先を告げると4万RPという。いやいや、それは高いよ、せめて3万と言うとあっさり交渉成立。
そこからが面白かった。
狭いトラックの乗車席におじさんと座る私。走り始めると「田園風景は見たくないか」と尋ねられる。いいや、まっすぐ目的地に行ってほしいな、というと「目的地に行く前に寄りたいんだ。店の持ち帰り弁当をデリバリーしたいから」だって。5分だけだから、というので頷くと、彼はご機嫌に走り始める。
この時期のウブドは大変な渋滞でエアコンもない車内はカンカン照りの太陽にかなりヒートアップ。
そんな中、彼は渋滞をすり抜け、細い脇道へ。観光客は絶対に足を踏み入れないようなエリアへどんどん入っていく車。私の知らないウブドの光景。田園の中に普通の住宅。オレンジ色の瓦屋根、石造りの重厚かつ風通しのいい建物。まさにインドネシアという感じ。車の横をよたよたとすり抜けるバイクがおじさんにあいさつをする。頭に祈りのための小花をたくさん乗せたおばさんがあいさつをする。うん、このおじさん、なかなか街では顔が広いらしい。
どんどん小脇に入ったところでふと車が停車した。辺りは一面のライスフィールドだ。
「1分待ってて」と言って、彼は持ち帰り弁当を持って消えた。
ほどなく手ぶらの彼が戻ってきて、何事もなかったように車を走らせた。
普通だったらドキドキの冒険なのかもしれないけど、こんな小さな街でみんなにあいさつしてるようなおじさんが悪い人であるわけがないし、おかげで素敵な田園風景や家屋が見れて、つくづく自分の神経の図太さに感謝したのでした。
おしまい
そこからが面白かった。
狭いトラックの乗車席におじさんと座る私。走り始めると「田園風景は見たくないか」と尋ねられる。いいや、まっすぐ目的地に行ってほしいな、というと「目的地に行く前に寄りたいんだ。店の持ち帰り弁当をデリバリーしたいから」だって。5分だけだから、というので頷くと、彼はご機嫌に走り始める。
この時期のウブドは大変な渋滞でエアコンもない車内はカンカン照りの太陽にかなりヒートアップ。
そんな中、彼は渋滞をすり抜け、細い脇道へ。観光客は絶対に足を踏み入れないようなエリアへどんどん入っていく車。私の知らないウブドの光景。田園の中に普通の住宅。オレンジ色の瓦屋根、石造りの重厚かつ風通しのいい建物。まさにインドネシアという感じ。車の横をよたよたとすり抜けるバイクがおじさんにあいさつをする。頭に祈りのための小花をたくさん乗せたおばさんがあいさつをする。うん、このおじさん、なかなか街では顔が広いらしい。
どんどん小脇に入ったところでふと車が停車した。辺りは一面のライスフィールドだ。
「1分待ってて」と言って、彼は持ち帰り弁当を持って消えた。
ほどなく手ぶらの彼が戻ってきて、何事もなかったように車を走らせた。
普通だったらドキドキの冒険なのかもしれないけど、こんな小さな街でみんなにあいさつしてるようなおじさんが悪い人であるわけがないし、おかげで素敵な田園風景や家屋が見れて、つくづく自分の神経の図太さに感謝したのでした。
おしまい
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